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介護保険がめざすもの
戦後、我が国では、生活環境の改善や医学の進歩などにより平均寿命が著しく伸長し、今世紀の半ばには3人に1人が高齢者になるという高齢社会に突入しています。 これに伴い、介護を必要とする寝たきりや認知症の高齢者が急速に増えることが予想されています。 その一方で、家庭において介護をしている家族が身体的にも精神的にも大きな負担を負っており、 介護をする人も高齢化が進むなど、家族だけで介護することは難しくなってきました。 普遍的な問題となった「介護」を一部の限られた問題とするのではなく、 国民みんなで支え合うものとして、介護保険制度が創設されました。 介護保険制度は、給付と負担の関係がわかりやすい社会保険の仕組みとすることにより、 増加する費用を社会全体の連携により安定的に賄うことができるようにしています。 また、介護を必要とする状態になっても、住み慣れた地域の中で生活を続けることができるよう、 自立を支える多様な在宅サービスを重視し、医療と福祉に分かれ利用しにくくなっていた高齢者介護サービスを再編し、 必要なサービスを総合的・一体的に受けられる利用者本意の仕組みとしています。 介護保険を受けるには
加齢・疾病などにより日常生活に介助が必要になったとき、介護保険を利用しサービスの提供を受けることができます。 介護保険を申請できるのは、下記の方々です。 佐倉市にお住まいの方で介護保険の利用を希望する場合は、ご本人またはご家族の方が、佐倉市の介護保健課で 申請手続きを行います。 介護保険の要介護認定審査には主治医の意見書が必要となりますので、今までのかかりつけ医の先生にお願いするか、 いない場合には佐倉市の介護保険課に問い合わせ下さい。 医師会の役割
印旛市郡医師会佐倉地区では、介護保険制度を実施するに当たって色々な面で、
全面的にバックアップしています。介護保険制度の概要と申請の方法については、佐倉市のホームページをご覧ください。 介護保険申請時「主治医の意見書」が必要です。かかりつけの医療機関に依頼して下さい。 かかりつけの医療機関がない場合は、佐倉市の介護保険課にご相談ください。 かかりつけ医は、介護支援員の求めに応じ、介護支援プログラムの作成に協力する場合もあります。 市民から申請があった後、介護度を決める「介護認定審査会」があり、医師会、歯科医師会、薬剤師会、福祉関係、 保健関係者より構成されています。 毎月20回程度審査会が開催され、医師会員が審査員として参加しています。 医師会内部に、介護保険担当理事と介護認定審議会委員を設置し、市行政や介護支援業者と連係し、 介護保険の運営がスムーズに行えるよう、常に課題を検討しています。 |